私の場合、2020年3月からこれまで、約二ヶ月程自宅でテレワーク(週5)をしております。
いわゆる新型コロナ禍の影響です。
テレワークって良いですよね、通勤時間分寝てられるし、満員電車に蝕まれることもないし。
テレワークによって労働生産性が上がったなんて調査結果もあるようです。
ただね、正直なところ、私は仕事の生産量が落ちている気がします。
な〜んかだらけちゃうんだよね〜(゜σ ゜)
仕事中、つい仮眠とったり、Youtube見ちゃったり、森に集まったりしていませんか?
私だけ?
とはいえ、生産量が落ちていくと会社の評価も下がってしまう。
この時代の変化に適応できなければ、淘汰されてしまいます。
これは受験を控えた学生さんにも当てはまることだと思います。
ということで、自分なりに対策を考えてみることにしました。
ご参考になるところがあれば幸いです、というか、良い案あったら教えて下さい。
状況考察
私の生産量が減っている理由は、単純に仕事に割く時間の絶対量が減っているからです。
そしてその原因は、言うまでもなくオフィス勤務と自宅勤務の違いから生じてます。
生産性は上がっているけど生産量は下がっている
冒頭で紹介した通り、確かに単位時間あたりの生産性は上がっているのかもしれません。
ただ、私の場合、そのカラクリは火事場の馬鹿力効果によるところが大きいです。
どういうことかというと
だらける ↓ 仕事の期限までに残された時間が僅かになる ↓ 精神的に追い込まれ、覚醒して超集中する ↓ 結果、単位時間あたりの生産量が増える
こういうメカニズム。
つまり、だらけることができるから生産性が上がっているわけです。
そして問題は、上がった生産性を帳消しにするくらい、いやむしろそれ以上に、さぼりはじめたこと。
なんとなく「だらだら働くことが減り良かった」くらいに楽観視してましたが、このさぼり癖って、徐々にエスカレートすることに気づきました。このままだとテレワーク前よりも成果量がマイナスになる。これはまずい。
ということで、如何に早く仕事モードに切り替えるか、そしてそれを維持するかを考えてみます。
オフィス勤務→自宅勤務の変化
まず、仕事モードを阻害する要因は何か。テレワークにより変化したことを軸に考えてみました。
着替えなくなった
テレワークになる前は当たり前に着替えていましたが、今は部屋着のまま。
身支度に充てていた時間が今や睡眠時間です。
「制服効果」(人間は、気持ちも行動も服装に影響される)という事実がある以上、侮れない変化です。家でゆっくりするための服を着たまま、精神状態を仕事モードにすることは難しいのです。
通勤がなくなった
通勤をしていた頃は、移動にかかる徒歩、そして人混みによるストレスを受けていました。
通勤ストレスなんて誰だって嫌に決まっていますが、通勤によって物理的に身体を臨戦態勢にしていたことは事実です。
仕事以外にできることが増えた
オフィスに出社してしまえさえすれば、基本的にやることは仕事だけです。
一方家にいると、仮眠もとれるし、ゲームもできる。Youtubeも見れるし、気になってた所の掃除とかしちゃう。
家族と住んでいる方は、仕事以外の用事で家族から話しかけられる場合もあるかと思います。
仕事する部屋を一つ用意することができたらある程度は切り替えができるとは思いますが、ワンルームの方や同居している人がいたりすると中々難しいですよね。
こうしてみると、やはり自宅は仕事モードへの切り替えと、その維持が難しい環境と言えるでしょう。
対策
仕事モードへ切り替え、そしてそれを維持するための対策です。
午前中に着替えて散歩&コーヒー調達
始業前、もしくは午前中に外に出ます。買い出しも一緒に済ませる。
もちろんマスクをして、三密を避けて。
私の場合近所のコンビニにコーヒーや食材を買いに行っています。
意外と午前中のほうがスーパーも品揃えが良く、混雑もしてないのでオススメ。
これで、着替えをすることになるし、日光を浴び、身体を動かして目も冷めます。
更にコーヒーを飲むと仕事のスイッチが入りますよね。
ビデオ通話を繋げて仕事をする
同じようにテレワークをしている友達、または同僚とビデオ通話を繋げて仕事をする。
特に会話する必要はありません。繋げておくだけ。たまに雑談する感じ。
狙いは人目のある環境に身を置くことで、他のことはできなくすること。
また、他人の目を感じると、不思議と作業が捗るという効果もあります。
「社会的促進」というやつです。
社会的促進とは、作業や課題を遂行している時に、そばに他者がいることで、その作業や課題の成績が高まる現象を指す語です。
オルポート,F.H.は、単語連想課題や意見産出課題を用いて、単独で行う場合と集団で行う場合を比較し、後者の方が遂行量が多くなるということを実証しました。
心理学用語集サイコタムより抜粋
ある知人の場合、同じプロジェクトのチームメンバー複数人でビデオ通話を常時繋げているらしいです。仕事で聞きたいことがすぐに聞けるというメリットがあるとのこと。
ただしこの対策の成否は、チームの中にガチガチに監視されているというムードがあるのか、前向きな一体感があるのかによって、変わってくると思います。
監視が過剰な場合、仮にサボりは抑えられても、他の側面で歪が生じることになるでしょう。メンバーのやる気が低下し、自発的に行動しなくなり、最終的にはメンバーがチームや会社から去っていきます。この辺のハンドリングは難しいところだと思います。
私は仕事上繋がりのない、他社に勤めている友達と繋げておくくらいがちょうどいいかなと思っています。カフェで仕事をしている感覚です。
余談ですが、全く知らない人達とビデオを繋げながら仕事ができるサービスとかあったら面白いかもしれませんね。バーチャルなオープンオフィス的に。
そこで何度も顔をあわせてるうちに、雑談するようになって、人脈が広がったりとか。
期限を細かく宣言する
提出期限を細かく設定することで、火事場の馬鹿力を頻繁に利用する作戦です。
これはオフィス勤務・自宅勤務問わず有効なやり方ですけどね。
一言上司に「半日ごと状況を一旦連絡します」と宣言するだけ。
期限を目前に設定することにより、何かしらの進捗を生み出す必要があり、どうしても作業しないといけない状況を作ります。
自分を追い込むストイックスタイルですが、実際かなり効果はあります。また、自分の作業の方向性が大きくズレる前に上司から軌道修正してもらえるため効率も良い。
以上です。追って、良い案があったら追記していきます。
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